潜入ネットカフェ第一弾!-見知らぬ天井-
こんばんは。
この間ネットカフェに1泊してきた。
どうしても宿泊したときの気持ちをレビューしたくなり、ここに書き記す。
シリーズ化したら面白いかなと思い、勝手に潜入捜査官シリーズと銘打ってます笑
ちなみに上記の絵は、自分で書きました。
記事に関する絵を載せたりしたら、それはそれで面白いかもね。
で、宿泊したネットカフェは「漫画喫茶 ゲラゲラ」というところ。
今回宿泊するにあたり、事前情報は一切なし。聞いたこともみたこともないところ。
漫画喫茶業界に詳しくないせいなのかもしれないが。
夜遅くまで仕事をし、次の日はちょい早めに出勤しなければならなかったので、気分転換も兼ねて「久々にネットカフェに泊まるか」と思い
(ビジネスホテル代はもったいないし、カプセルホテルは窮屈すぎる)
目についたゲラゲラに入る。
看板はこんな感じ。
カエルがイメージキャラクターらしい…
カエルならゲロゲロだと思うのだが(細かい)さすがに品がないから、ゲラゲラ?
よくわからないけど。
部屋のタイプはこんな感じ。
ベンチシート席という寝れるタイプのものをチョイスした。
もちろん個室。個室と言っても、お隣さんとパーティションで区切られているだけで簡易的なブースみたいな感じか。
あと、部屋に鍵がかけられなかった。
これはネットカフェの風営法とかに関係するのかな。
で気になる料金。12時間宿泊して、1700円ほど。安すぎる…
持ち込みOKだったので、普段コンビニというものに全くいかない私は、こういうときくらいしか食べる事はないと、あえてのコンビニ飯を求めた。
セブンイレブンとローソン。まさかのコンビニはしごである。
1500円ほど遣う。
塩の効きすぎたカルビ弁当、バラエティに富んだおにぎり(からあげおにぎりと、ツナマヨおにぎり)、あぶらも滴るフライドチキン、甘すぎるオレンジジュース…
カロリー爆弾のオンパレードである。」
おもちゃの音楽隊なら歓迎してラッパを吹いてくれるかもしれない。
飯が宿泊費と同じという現実にパセティックな気持ちになる。
残念なことに平日というのに禁煙席はあいてなかった。
どちらかといえば喫煙者ウェルカム的な感じで、喫煙席の方が多いという非常に残念な経営方針。
まあ1日くらい喫煙席で我慢してやろう。個室だしなと妥協したのが選択の間違いとなってしまう。
淀んだ空気が蔓延し、至るところで喫煙者独特の癖のある咳がきこえてきた。
こいつら病院行った方がいいだろというくらいうるさかった。
そんなところで食べるコンビニ飯は、気分転換になるどころか逆に気分を陰鬱なものにさせ、みじめにさせた。
ネット動画を楽しもうと意気込んでいたが、そんな気分させも奪われてしまうほど暗い空気感があった。
ただただ見知らぬ天井を見つめながら、様々な事情を抱えた人間たちに睡眠という束の間の至福を与え続けてきたソファーで横になった。
PCが置いてある机がちょっとベトベトしてるし。ちょい潔癖症を抱える自分には、よりストレスを倍増させていく。
深夜のしじまを感じることなく、気怠く朝をむかえた。
何度も起きては寝てを繰り返し、熟睡できず。腰も痛い。
一気に老けたような気分で顔を洗いにトイレに行き鏡をみると、なんだかわけのわからないシミができているような顔立ちだをしている自分がそこにはいた。
ハンガーにかけたワイシャツはタバコ臭さで洗濯してくれと訴えている。
リセッシュ持参で徹底消臭したが、なにかのしるしみたいに臭いは決してとれなかった。
ここに宿泊している人たちは、もちろん様々な事情があるのかもしれないが社会のカーストではどの位置にいるのだろうか。
トイレから戻るときに、見た目で人を判断してはいけないが、小汚い作業着のようなものを着たいかにも日雇い労働者よろしくみたいな人が禁煙席から古びたリュックを抱えて出てくるのをみた。
いや、おまえが禁煙席泊まってたんかい!と心のなかでツッコミをいれる。
やっぱりこういう人達(また失礼)がネットカフェに泊まるという意味では利用するんだろうか。
・とにかく料金が安い事。(パックというお得なサービスがある)
・喫煙席は禁煙者にとっては地獄でしかない。
・いびきよりも咳がすごい。
という事が今回の潜入捜査官のまとめ感想でした。
様々な事情を抱えた人間が留まることなく、休息を求めてネットカフェにやってくる。
そこには入口があり、出口がある。
ゲラゲラさん、もう泊まることはないかもしれないっす。