底 辺 か ら 這 い 上 が れ。

転んでもただは起きぬ!

その日暮らしのVtuber日雇礼子

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こんばんは。

以前から気になっているVtuberがいるので、今回はその方について記事を書きたいと思う。

現在、YouTubeでは多くのユーザーが気軽にチャンネルを持ち自分の伝えたい事を気軽に提供できる環境が整っている。

暇つぶしにはもってこいの動画提供サービスだ。検索すれば必ずなにかに引っかかる。

そこにはお宝の発掘ともいえる面白い動画に出会える事もあるが、そんな事は稀で、ほとんどが二番煎じのくだらない代物ばかりだったりする。

 

素人が開設したチャンネルとなると、人の心を惹きつけるなにかが必要だ。

今はVtuber事、バーチャルユーチューバーも誕生し、他チャンネルとの差別化や個性等面白みは増える一方だ。それ故、クオリティの高さも求められるようになり、youtuber界隈もしのぎを削っている。

 

そこで僕は個性的かつ、面白みのあるVtuberに出会った。

その名も「日雇礼子のドヤ街暮らしチャンネル」

読んで字のごとく、内容はドヤ街で有名なあいりん地区についてが中心である。

日本の闇...知りたくはないでも、知りたい。そんな感覚をくすぐられる。

この日雇礼子さん、中身は完全におっさんだろう。間違いない。

日雇いという働き方については間違いなく経験者なのだが、現在進行形であいりん地区でアンダーグラウンドな暮らしを送っているかは定かではない。

 

そんな荒んだ現実を紹介するだけのチャンネルなら数多あるだろう。

しかし日雇礼子は、あまりにもリアリティがありまさに「経験者は語る」という言葉がお似合いである。

そして数々の修羅場を、その苦役を乗り越えてきたであろう、ベテランの言葉のチョイスがなかなかのセンス。面白いのである。

 

しかし惜しいのが、動画更新頻度が少ない事だ。面白いだけに残念である。

それに勿体ないのが動画を収益化していない事だ。チャンネル登録者は2万人を優に超え、再生回数も2万以上あるのに。

お金を稼ぐ事よりも、多くの人に何かを伝えたいのだろう。

しかし情報としても歴史資料館並みの貴重さなので、収益化したところで批判もないだろう。むしろコメント欄では収益化してくれと訴えているユーザーさえ現れているくらいだ。

私利私欲に支配され、動画に広告をつけまくり、小銭稼ぎに精を出す金の亡者と化した無味乾燥なYoutuberと、それを絶対的なものとして支える風向きひとつで意見をくるくると変えるくだらない視聴者は日雇礼子を見習ってほしいものだ。

 

 

今後も彼女?の活躍に期待したい。

日本にもこのような底辺の場所がある現実を伝え続けてほしい。それは他人事ではなく、いつ陥ってもおかしくないのが今の日本の格差社会である。

そんな彼女のチャンネルはこちら。

日雇礼子のドヤ街暮らしチャンネル - YouTube